皆さん、こんにちは。
大阪府を拠点に業務用空調工事や給排水設備工事など、多岐に渡る設備工事を手掛けている中央設備株式会社です。
フロンガス漏れは、業務用エアコンを運用する上で見逃してはならない重要な問題です。フロンガスが漏れると、環境への悪影響だけでなく、エアコンの性能低下や最悪の場合、健康被害を引き起こす可能性もあります。しかし、多くの企業や施設では、この問題を放置してしまいがちです。
今回は、フロンガス漏れのリスクを放置することによる具体的な影響と、業務用エアコンの適切なフロンガス回収方法について詳しく解説します。フロンガス漏れの原因や初期対応方法、そして法的規制に関する情報まで、包括的に取り上げています。適切な対策を講じ、安心して業務用エアコンを使用できるよう、この記事を参考にしていただければ幸いです。
■フロンガス漏れとは?

フロンガスの定義と用途
フロンガスは、冷媒としてエアコンや冷蔵庫、冷凍機などに広く使用される化学物質です。主にHFC(ハイドロフルオロカーボン)やCFC(クロロフルオロカーボン)が含まれ、その優れた冷却性能から家庭用および業務用エアコンに広く利用されています。
フロンガス漏れの原因
フロンガス漏れの原因としては、配管の接続部の劣化や不適切な取り付け、圧力の変動、機器の老朽化が挙げられます。特に、長期間使用されているエアコンでは、ゴムパッキンやシール材が劣化し、微小な隙間からフロンガスが漏れることがあります。また、金属疲労による亀裂も漏れの原因となります。
業務用エアコンにおけるフロンガス漏れの具体的な影響
業務用エアコンにおけるフロンガス漏れは、冷却性能の低下を引き起こし、結果として設備の稼働効率が低下します。これにより、室内の温度管理が不完全となり、快適性が損なわれるだけでなく、電力消費量が増加します。さらに、漏れが進行するとコンプレッサーや他の部品に過剰な負荷がかかり、最終的には修理費用や交換費用が発生するリスクが高まります。環境への悪影響も無視できないため、フロンガス漏れは早期に対処することが重要です。
■フロンガスを放置するリスク

環境への悪影響(地球温暖化、オゾン層破壊)
フロンガスを放置すると、環境に重大な悪影響を及ぼします。特にCFC(クロロフルオロカーボン)はオゾン層を破壊し、紫外線の増加による地球温暖化を促進します。さらに、HFC(ハイドロフルオロカーボン)などの温室効果ガスは、大気中で長期間滞在し、地球温暖化を一層悪化させます。
健康へのリスク(急性・慢性の影響)
フロンガスの漏れを放置すると、人間の健康にも悪影響が及びます。高濃度のフロンガスに曝露されると、頭痛やめまい、吐き気などの急性症状が発生することがあります。さらに、長期間にわたって低濃度のフロンガスに曝露されると、呼吸器系疾患や慢性の健康問題を引き起こす可能性もあります。
エアコンの性能低下と故障リスク
フロンガスが漏れることでエアコンの冷却能力が低下し、結果として設備の稼働効率が悪化します。これにより、エアコンが目標温度に達するまでにかかる時間が長くなるため、エネルギー消費が増加します。また、漏れが進むとコンプレッサーなどの主要部品に過度な負荷がかかり、故障のリスクが高まります。修理費用や交換費用が発生するため、経済的負担も大きくなります。
■フロンガス漏れが発生したときの対応方法

フロンガス漏れの確認方法
フロンガス漏れが疑われる場合、まずは漏れの確認を行います。配管や接続部に油染みがある場合や、エアコンの冷却能力が低下している場合、フロンガス漏れの可能性があります。さらに、ガス漏れ検知スプレーや電子リークディテクターを使用することで、正確に漏れの場所を特定することができます。
安全な一時的対応策
フロンガス漏れが確認されたら、まずエアコンの電源を切り、運転を停止します。次に、漏れ箇所を仮補修するために、適切なシール材やテープで一時的に封鎖します。また、室内の換気を十分に行い、フロンガスの滞留を防ぎます。ただし、これらはあくまで応急処置であり、完全な修理が行われるまでの一時的な対策に過ぎません。
専門業者への連絡手順
初期対応後、速やかに専門業者に連絡することが重要です。エアコンの製造元や設置業者に連絡し、フロンガス漏れの状況や応急処置の内容を詳しく説明します。業者が適切な部品や工具を持参できるよう、具体的な情報を提供することが必要です。業者による修理と点検を通じて、根本的な問題を解決し、再発防止のための対策を講じることが求められます。
迅速かつ適切な対応により、フロンガス漏れによる影響を最小限に抑え、安全で効率的なエアコン運用を維持することが可能です。
■業務用エアコンのフロンガス回収の重要性

フロンガス回収が必要な理由
フロンガスは、温室効果ガスであり、地球温暖化の一因となります。そのため、業務用エアコンから漏れたり、廃棄されたりする際に放出されるフロンガスの回収は、環境保護の観点から極めて重要です。適切に回収されない場合、オゾン層破壊や気候変動を引き起こし、生態系に悪影響を与える可能性があります。
法的規制と遵守の必要性
多くの国では、フロンガスの回収と処理に関する厳格な法的規制が施行されています。企業や施設は、これらの規制を遵守しないと罰金や営業停止などの罰則を受けるリスクがあります。フロンガスの適切な管理と回収は、企業の社会的責任を果たすための必須項目です。
適切なフロンガス回収と処理の手順
フロンガス回収は、専門の技術と装備を持つ業者に依頼することが推奨されます。まず、エアコンを適切に停止し、回収装置を使用してフロンガスを安全に抜き取ります。次に、回収したフロンガスは密封された容器に保管し、法規制に基づく処理施設に輸送されます。最終的に、適切な処理方法に従って、環境に配慮した処分が行われます。
フロンガス回収の手順を遵守することで、環境保全に貢献し、法規制を守ることで企業の信頼性を高めることができます。業務用エアコンの管理者として、フロンガス回収の重要性を理解し、適切な対策を講じることが求められます。
■フロンガス漏れ防止のためのメンテナンスと点検方法

定期的なメンテナンスの重要性
フロンガス漏れを防止するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。定期メンテナンスを実施することで、エアコンの劣化や不具合を早期に発見し、未然に問題を防ぐことができます。これにより、長期的な設備の信頼性と効率が向上し、予期しない故障や高額な修理費用を回避できます。
自分でできるエアコンのチェックポイント
ユーザー自身でも簡単に行えるチェックポイントがあります。まず、配管や接続部に油染みがないか確認します。次に、エアコンが正常に冷却しているか、冷房効果が低下していないかを点検します。また、異常な振動音やガス漏れの可能性を示す音がないかも確認します。フィルターの清掃や外見の簡単な点検も効果的です。
点検・メンテナンスを依頼する際の注意点
専門業者に点検やメンテナンスを依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。業者の資格や経験を確認し、過去の実績や口コミを調査すると良いでしょう。また、点検内容と費用に関する詳細な説明を求め、疑問点は明確にしておきます。定期契約を結び、継続的にメンテナンスを依頼するのも一つの方法です。
適切なメンテナンスと点検を行うことで、フロンガス漏れを防ぎ、エアコンの長寿命化と効率的な運用が実現します。定期的な点検やメンテナンスを欠かさず行い、安心してエアコンを使用できる環境を維持しましょう。
■業務用エアコンには定期点検が義務付けられています!
業務用エアコンには定期点検の義務があります。
「フロン排出抑制法」にて、業務用エアコン等のすべての機器に3ヶ月ごとの簡易点検を、一定規模以上の機器には1年または3年ごとの有資格者による定期点検を義務付けられています。。 業務用エアコンなどの機器廃棄時に、フロン類( フロンガス) の回収が確実に行われるよう、この法律が2020年4月1日に改正されました。
その為、定期点検は一般の方では行えない為、専門業者に依頼する必要がございます。
■業務用エアコンなら中央設備にお任せください!

フロンガス漏れのリスクと業務用エアコンの適切な回収方法について解説してきましたが、問題を未然に防ぎ、安全な環境を維持するためには、専門業者に頼ることが不可欠です。そのため、信頼できるパートナー企業を選ぶことが非常に重要です。
中央設備株式会社は、1979年創業の総合設備工事の専門会社として、業務用空調工事や給排水設備工事など、多岐に渡る設備工事に対して高い技術力をもって対応しています。特に、大阪府、京都府、奈良県、兵庫県を中心に活動しており、地域に根差したサービスを提供することで、多くのお客様に安心と信頼をお届けしています。
また、弊社ではフロン類取扱技術者が多数在籍しておりますので、業務用エアコンに関してはおまかせください。

